-
一般紙
- 政治・経済・スポーツ・社会など、総合的なニュースを扱う新聞のこと。
-
色刷り広告
- 墨以外に1 色または 2 色以上のインクで印刷された広告。新聞の場合、墨に 1 色プラスして印刷する方式( ROP 方式と呼ぶ)と、 4 色フルカラーの場合がある。
-
英字紙
- 日本の新聞社が発行している英語による新聞のこと。「The Japan Times 」「 The Japan News 」などがこれに当たる。
-
閲読率(readership)
- 特定新聞の購読者の中で、その日の新聞を読んだ人の割合を新聞閲読率という。
-
閲読者率
- あるエリアにいる人の中で、特定新聞を実際に読んだ人の割合のことで、特定新聞を読んだ人÷エリア内人口で表される個人単位の指標です。
-
Nサイズ 日本新聞協会推奨制作サイズ
- 日本新聞協会 広告委員会が推奨する広告原稿の推奨サイズ。 N サイズで制作・入稿された原稿は、新聞各社の仕様に合わせて掲載される。
-
エリア広告
- 配布エリアを販売店ごとのエリアまで選択できる 別刷り 広告特集 。新聞の 題字 が入るため、新聞 本紙 の折込チラシの上位に折り込んで配布する。用紙やサイズの選択が可能。
-
ABC(Audit Bureau of Circulations )部数
- 日本 ABC 協会 が会員社の発行する新聞、雑誌の発行部数と分布状況を公正に調査、認識し発表する部数。
-
エントツ
- 新聞広告で15 段 1/3 の変型スペースのこと。縦形の広告スペースからの名称である。
-
オフセット(平版)
- 平らな版上に親油性の画線部と親水性の非画線部とがあり、版に水をつけた後にインクをつけ、これを一度ブランケット胴に転写(セット)して、さらに紙に転写(オフ)する印刷方式。
-
御見舞い広告
- 震災・事故などによる被災地・者に対しての御見舞いの広告。
-
活版(凸版)
- 活字組み版による文字印刷のこと。
-
記事下広告
- 新聞広告には、掲載される場所によって、記事下広告と 雑報広告 がある。記事下広告は、記事の下に掲載されるすべての広告を指し、全面広告ページもこれに含まれる。
-
記事体広告
- 新聞の中の記事のように作られる広告。「PR のページ」「広告のページ」などの注をつける。記事風の体裁をとることから記事広告ともいう。
-
記事直下広告
- 新聞の 記事下広告 で、編集記事の直下に掲載されるものをいう。これに対し、記事との間に他の広告が掲載されるケースを俗に「 かぶり 」という。
-
記事挟み
- 新聞の記事中にある1cm × 1 段の広告スペース。短冊、はさみ込み、小豆(こまめ)などの名称がある。
-
基本料金
- 新聞広告料金体系の基準となる料金のこと。
-
休刊日
- 新聞や雑誌などの定期刊行物が、発行を行わない日。
-
業界紙
- 主に特定の業界の情報だけを載せている新聞。「繊研新聞」「日本教育新聞」「日本農業新聞」などがこれに当たる。
-
郷土紙
- 県内の特定エリアのみで発行されている少部数の新聞のこと。釧路新聞(北海道釧路市)、十勝毎日新聞(北海道帯広市)等が、これに当たる。
-
クーポン広告(coupon advertising)
- 広告の一部に読者が切って使える割引券などを刷り込んである広告。
-
黒枠広告(死亡広告)
- 新聞に掲載される 死亡広告 のこと。一般的には朝刊社会面の記事下 2 段を使い、極太の黒い線で枠をとることからこの名がある。 臨時もの 広告のひとつ。
-
掲載紙
- 広告が掲載された新聞のこと。広告掲載の証明となる。
-
慶祝広告
- 企業の創立などの祝い事の際に、関連会社(関係者)が行う広告のこと。
-
契約段数
- 新聞社と広告主の 段数契約 で取り決められた出稿段数をいう。
-
契約料金
- 広告掲載前に、広告総量、地域の範囲、期間などの条件が媒体社と契約されたときに適用される広告料金のこと。
-
決算公告
- 株式会社が、決算期に官報や一般日刊紙に掲出する貸借対照表や損益計算書などの決算内容を公示する 公告 のこと。株式を上場ないし公開している企業は、証券民主化の主旨から、商法によって、この決算公告の掲出が義務づけられている。
-
ゲラ(刷り)
- 印刷物の校正をするための試し刷りのこと。新聞社では、これを広告審査や刷り見本といった用途で使用する。
-
県紙
- 地方紙 で、発行本社のある府県を主要配布地域とし、その府県での代表的地位を占める新聞のこと。
-
県版広告
- 各県別、あるいはさらに分割された特定地域版に掲載される新聞広告のこと。普通は、朝刊の県版または地方版面の 記事下広告 を指す。
-
校閲
- 原稿や印刷物の不備、誤りなどを正すこと。
-
号外
- 定期以外に発行される新聞・雑誌のこと。特に大事件などの際に、臨時に発行される。
-
公告
- 法律・条例などの定めによって行われる広告。 決算公告 、刑事補償公告、競売公告、供託公告、手形無効公告などがある。
-
広告特集
- 主に、新聞社広告局が広告出稿を得るために、特定業界・特定テーマに基づいて企画する特集のこと。一般に紙面の上半分をテーマで埋め、下半分を広告で埋めるという形をとる。連合広告 も広告特集 の一種。
-
公称部数
- 媒体社がABC 協会とは関係なく、自社の責任において公表する発行部数。
-
降版
- 新聞の印刷工程で 刷版 をつくる体制に入ること。具体的には、製版焼きつけ開始することをいう。面によって降版時間が異なる。
-
コミュニティ・ペーパー(community paper)
- 市区町村などのコミュニティ(地域社会)で発行される小規模新聞。地域情報をメインとした内容。アメリカが発祥地。
-
刷版
- 印刷において、実際に印刷に用いられる最終的な版のこと。新聞印刷の場合、輪転機に取り付ける鉛版(えんばん)・アルミ版・樹脂版などがこれにあたる。
-
雑報広告
- 新聞の記事の中に設けられた特定の枠の広告。 題字 下(横)、記事中、突き出し、はさみ込みなどがある。
-
三行広告
- 新聞の 案内広告 の俗称。 3 行で利用される場合が多いことからこのように言われる。
-
指定料
- 新聞広告掲載にあたって、特定の掲載条件(掲載日、面など)を指定する場合の割増料金のこと。
-
社罫
- 新聞紙面上でページ毎に15 段、 30 段の四方に入れる囲み線。記事や広告の外側に入るもの。
-
社名広告
- 社名のみを扱った特殊な広告のこと。名刺大のものが多く、 名刺広告 ということもある。
-
新聞広告料金
- 新聞に広告を掲載するときの料金で、 基本料金 、記事下料金、雑報料金、案内料金などのスペース料としての掲載料金と、これにプラスする 指定料 、切替料、色刷り料などの 付加料金 がある。
-
スポーツ紙
- スポーツ・芸能記事を中心にした新聞。「日刊スポーツ」「スポーツニッポン」「サンケイスポーツ」「スポーツ報知」「デイリースポーツ」「東京中日スポーツ」「東京スポーツ」などがこれに当たる。
-
精読率(perusal readers score)
- 新聞、雑誌を読んだ人数のうち、記事または広告の「内容も読んだ」人の割合。
-
接触率
- 特定日の特定の広告をどの程度見たかを示す指標。新聞購読者のうち「確かに見た」「見たような気がする」と答えた人の比率を「広告接触率」とする。
-
全広面
- すべて広告だけで記事のない新聞15 段面のこと。 1 社だけのクライアントの場合もあれば、複数のクライアントの広告が組み合わされての掲載もある。
-
全国紙
- 東京・大阪を含む2 カ所以上に発行本社がある新聞で、配布地域がほぼ全国にまたがっている新聞のこと。中央紙、ナショナル・ペーパー( national paper )とも呼ばれ、 地方紙と対比される。朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞の 5 紙を全国紙という。
-
全国通し
- 全国紙 は東京・大阪・その他の地区でそれぞれ同一 題字 の新聞( 各本社版)を発行しているがそれらを通して全国的に広告を掲載することをいう。
-
センター版(広告特集)
- 新聞のセンター面に、 2 〜 4 ページの 広告特集 を、 本紙 と同時に印刷することによって折り込んだもの、 本紙 内 広告特集 の 1 種で、配布エリアをより細分化することが可能である。
-
全版通し
- 新聞のある地域の発行社が発行する全部数に広告を掲載することをいう。すなわち、 セット版 、 統合版 を通して掲載すること。
-
専門紙
- 主に、経済・企業動向を専門に情報を伝える新聞のこと。「日経産業新聞」「日刊工業新聞」「 Fuji Sankei Business i. 」など。
-
タイアップ広告
- 異なる複数のクライアントが共同の利益のために実施する広告のこと。例えば、同一キャラクターを使用していたり、同一事業に参画していたりする場合、そうした共通点(テーマ)をフックに組むケースが多く見られる。
-
題字
- 新聞の第1 面に付されている、意匠化された新聞紙名ロゴのこと。通常、題字が縦組みの場合は 1 面の右上に配置され、横組みの場合は中央最上部に配置されていることが多い。
-
題字下広告
- 新聞の 題字 の下にある広告を指す。大きさは普通 3.0 〜 3.5cm ×2 段。横 題字 の新聞の場合は、 題字 の両側に掲載されている 題字 横広告と呼ばれ、大きさは 7.0cm ×1 段が多い。
-
多色刷り
- いわゆる4 色フルカラーの印刷方式のこと。
-
タブロイド判(tabloid)
- 紙の大きさを表す用語で、普通の日刊紙1 ページ( B2 判)の 1/ 2 の大きさ( B3 判)。夕刊即売 紙や 業界紙 、新聞形式の PR 用出版物に多い。
-
段数契約
- 広告主・広告会社・新聞社が、広告主の広告出稿に先だって取り交わす契約で、規定の期間内に出稿する段数と出稿の仕方、出稿地域について取り決めたもの。新聞社によって異なるが、月間 段数制 あるいは期間内合算 段数制 の 2 通りの契約方法があり、契約条件に応じた割引料金( 契約料金 )が適用される。
-
段数制
- 新聞広告スペースの単位として段を用いること。例えば、全ページ広告は
15 段というように表す。
-
段単価
- 全 1 段スペース当りの 新聞広告料金 のこと。
-
地域広告版
- 折込ちらしとは異なり、新聞社が自社の広告掲載基準により広告内容を審査し、欄外に新聞名、発行日を表示した媒体のこと。広告主が自由に発行エリア、部数を指定できるため効率良い地域セグメント・メディアとして利用されている。地区広告版ともいう。
-
地区版
- 東京・大阪など大都市を数地域に分割、その分割地域別に設けられた新聞紙面のこと。例えば、朝日新聞東京本社版の都内地区版は、都心版・西部版、東部版、北部版、南部版、武蔵野版の 6 地区からなる。
-
地方紙
- 発行所在地が東京・大阪以外の地方にあり、配布エリアが特定の地方に限定された新聞のこと。地方紙はその配布地域の規模によってさらに ブロック紙 、 県紙 、 郷土紙 に大別される。
-
注目率
- 新聞・雑誌の広告または記事の見られ方の度合いを表す指標。例えば広告注目率はその広告が掲載された新聞・雑誌を読んだ人の中でその広告を「見た覚えがある」と答えた人の割合。リーダーシップ・サーベイ( 注目率調査)により算出される。
-
突出し広告
- 新聞記事面の最下段、左右両隅に突出している広告の意。大きさは普通、
5.25cm × 2 段だが、より大型のものが増えている。
-
統合版
- 同一新聞社が同じ 題字 で朝刊と夕刊を発行している場合、発行本社からの輸送上、距離的・時間的に遠い地域へは夕刊を配達できない。これらの地域では夕刊と朝刊とをまとめて統合し編集した新聞を朝だけ配達しているが、これを統合版という。
-
統合版抜き
- 新聞の セット版 (すなわち、 統合版 を除いた版)のみに掲載される広告のこと。
-
同載
- 同時掲載の略。同業他社、同種商品あるいは同一広告主の広告が、同日付けの同じ新聞に同時に掲載されること。
-
日曜版
- 一般日刊紙が、 別刷り として毎週日曜日に配布する特集版のこと。
-
日本ABC 協会
- 新聞・雑誌の販売部数を第三者の立場で考査・認証し、この報告書を会員に配布するために 1952 年に設置された非営利機関(社団法人)で、新聞社・出版社・広告主・広告会社を会員として構成されている。
-
日本新聞協会
- 全国の新聞、通信放送各社で構成する社団法人。ジャーナリズムの指導精神である自由、公正、寛容、品格などの「新聞倫理網領」を制定し、その実践と報道機関の倫理水準の向上を基本的な目的としている。
-
ノンブル
- 紙面の最上部枠外に記載されている新聞名、日付、ページ数、版名、法定文字などの総称。
-
パブリシティ
- 企業などが新聞・雑誌へニュース素材を提供して、ニュースとして取り上げてもらうこと。ニュースとするかしないかは媒体社の自由裁量に任されるため、掲載の保障はないが、掲載された場合でも費用はかからない。
-
パノラマワイド
- 新聞4 ページの連版広告。蛇腹上に開くタイプと、従来とは反対の面が開くタイプがある。
-
付加料金
- 広告掲載の条件指定に対して、掲載料の他に付加される料金。日付 指定料 、面 指定料 、カラー料金、二連版料金などがある。
-
ぶらさがり広告
- 10 段 1 5 や 5 段 1 5 広告で、 ノンブル からつりさがる形で掲載されている広告のこと。スポーツ面などに多い。
-
ブランケット判(blanket)
- 紙の大きさを表す用語で、普通の日刊紙の1 ページ( B2 判)の大きさ。その 半分の大きさを、タブロイド・サイズという。
-
フリーペーパー
- 特定地域、特定階層に無料で配布される新聞。「サンケイリビング」「中日ショッパー」等がこれに当たる。
-
ブロック紙
- 新聞の配布地域が数県または、それに匹敵する広域に普及している新聞をいう。 全国紙 、県紙 と対比されるもので、現在、北海道新聞( 北海道全域)、中日新聞( 東京・東海・北陸地方)、西日本新聞( 九州地方) 3 紙がブロック紙として称されている。
-
別刷り
- 通常の新聞紙面とは別建てで事前に制作・印刷され、通常紙面に折り込まれて配布される特集紙面。これに対する通常紙面を、 本紙 と呼ぶ。
-
編集特集
- 通常の編集紙面とは別に、オリンピック、ワールドカップ等、読者の興味を特に引きそうな企画で構成された特集記事のこと。
-
法定公告
- 法律によって公告すべきことが定められている公告をいう。公告時期や媒体の選定などについても、当該法律の要求する方法に従わなければならない。
-
見開き広告
- 見開き 2 ページにわたって各ページ同じスペースを使った広告で、「 のど 」には印刷されていないもの。
-
名刺広告
- 内容が社名、代表者名住所だけの広告をいう。表現形式が名刺に似ているところからこう呼ばれる。年賀広告や 慶祝広告 などの 企画連合広告 に多用される。
-
夕刊紙
- 東京、大阪を中心に通勤サラリーマンを主な読者とし、政治・経済・社会ネタに加え、スポーツ・芸能・ギャンブルなどの記事で編集された新聞。で「夕刊フジ」「日刊ゲンダイ」などがこれに当たる。
-
47CLUB
- 全国の47 地方新聞社が厳選した逸品を集めたお取り寄せサイト。
-
臨時もの
- 新聞広告のうち、求人、 死亡広告 、抽選発表など、臨時的要素をもった広告で、単価は 1cm× 1 段単位で計算される。
-
連合広告(企画連合広告)
- ひとつのテーマによって関連した企業が集まり、規格化したスペースに出す広告。新聞社・広告会社が企画することが多い。
-
割り付け
- 新聞社の整理部において、申し込まれた広告の掲載条件を考慮しながら、広告の掲載日、掲載面、掲載場所などを決定し、広告面を作成すること。